筋トレとダイエット

筋トレとダイエット。同じようで、まったく違うこの2つ。それぞれ身体に対してどのような効果の差が生まれてくるのでしょう、あなたの目指すべき身体はどちらを優先するべきなのでしょう。

脂肪を燃やすには筋肉は必要不可欠

何故、人は太ったり痩せたりするのでしょうか?
人は普段から何もしなくても常にカロリーを消費し続けています。このことを基礎代謝といいます。基礎代謝は個人差がありますが、消費カロリーよりも多くを食べている場合には太り、逆の場合には痩せていきます。
ならば、基礎代謝をあげる為にはどうすればよいのでしょうか。
基礎代謝は、人が一日で消費するエネルギーの約70%を占めています。そしてこのうち40%は、筋肉を維持する為のエネルギー消費に必要となります。つまり、筋肉が増えるとそれだけ基礎代謝量が増えることになり、太りにくくなるのです。
ではもしも筋肉量が低下した場合にはどうなるのでしょうか。
例えば、最近よくみかける炭水化物抜きのダイエットについて。
脳に必要な糖分がいきわたらなくなると、体は筋肉を分解して糖を作り出そうとし始め、結果筋肉の減少がみられることがあります。
筋肉量が減ると少しの運動でも体が疲れやすくなり、運動量が減ることで更に筋肉も低下していくことになります。
基礎代謝量が落ちたにも関わらず極端な食べ控えダイエットを行っている場合、体が危機感を感じ飢餓状態と認識して食べなくても痩せない状態に持っていくことがあります。これがいわゆる停滞期です。停滞期は、体が危機感を感じている状態にありますので、ダイエットを行っている方が我慢しても痩せないことにストレスを感じ諦めて食べてしまうと、体は全て蓄えようとするので一気に体重が増えてしまうのです。このような状態を、リバウンドといいます。
このように筋肉が低下したままの状態では、基礎代謝量が減少し、ダイエットの悪循環をまねく結果に陥りやすいと言えるでしょう。
また、よくダイエットに有効といわれる有酸素運動について。有酸素運動だけでなく、筋トレと合わせることでより効率化できます。
さきほどあげたように筋肉をつけると基礎代謝量がアップし太りにくい体をつくることができますが、マラソンなどの有酸素運動は直接エネルギーを消費することが目的となります。そしてこの消費カロリーの量は、筋肉の量に比例して増えることがわかっています。筋トレと有酸素運動を同時に行うことは、まさに一石二鳥といえます。
筋トレを始めた場合、一時的に体重が増えてしまうことがあります。これは、脂肪よりも筋肉の方が重いために重さで考えてしまうと増えてしまうのですが、体積は筋肉の方が少ないので見た目は痩せているはずです。筋肉が増えたことにより基礎代謝量も上がっているはずですので、長期的にみれば筋肉を増やすことで太りにくい体質をつくることができます。